16.山へ柴かりに

▼これは、常楽寺のさつさんから聞いた、柴かりのおはなしです。昔は、小枝や落ち葉を柴と呼んで、火を焚くために、集めて暮らしていました。

さつさんの子どもの頃は、温かいお茶を飲むのにも手間がかかりました。燃やすものを集めることから家族の誰かがしていました。「山へ柴かりに」は、むかしむかしのお話ではなかったのです。

おいねて/背負って
おくどさん/ごはんを炊くかまどのこと。